何度も流産したある女性は、流産は自分に落ち度があったからだと自分を責めつづけています。
彼女は自分にどんな落ち度があったのかわからず・・・
ひょっとしたら、気持ちにゆとりがなかったのかもしれない、歩くスピードが速すぎたのかもしれない、セックスすべきじゃなかったのかもしれないなどと思っているのです。
わたしと彼女は、彼女自身が理不尽とわかっているのに、なぜ自責の念がなかなか消えないのか探ってみました。
最後に彼女は
「どうしてわたしが自分を責めつづけるのかわかりました」
・・・と、声をひそめていいました。
「もしわたしに落ち度があったのなら、その落ち度を見つけて直せば、わたしは赤ちゃんが産めるんです。
もしわたしに落ち度がなければ、わたしに責任がなければ、望みが消えてしまいます。
絶対に赤ちゃんが産めないという事実を認めざるをえないんです」
彼女が自責の念にしがみつくのも無理ありません。
・・・それは望みをつなぐ生命線なのです。