聴覚障害は前に述べたように外耳や中耳に支障のある伝音性のものと、内耳・聴覚神経の伝導路・脳の中枢に原因のある感音性のものとによって治療結果に難易があります。
一般に後者はむずかしい傾向があると言われており、さらに両者を混合した場合もあります。
たとえば鼓膜や耳小管の炎症などによって外部から犯されたり、内耳のものでは聴神経の欠陥が原因になったりします。
さらに乳幼児の感音難聴では、その障害が言語の習得以前に起こったかどうかによって実際の情報伝達能力に差ができます。
遺伝性のものおよび出産時とその後の発生のものがあります。
しかし、小児難聴については患者や家族について詳細な調査をしても、はっきりわからない場合が半数近くもあるといわれています。