障害児のなかで特に早いうちに発見する必要があるのは難聴児です。
それは早期に診断することによってそれに対応する処置ができるし、その結果、子どもの発達を正常にのばすことができるからです。
すなわち、補聴器を装着して聴覚を補い音の振動を感じとらせることができ、またまったくきこえないときでも遊びを通して積極的に活動させることもできます。
そのためには聴覚を調べねばならないのですが、幼い子どもの場合には検査(他覚的検査)をするために興味をひかせねば成功しません。
また、検査の意味の理解が十分でないので、いろいろ遊びの場面を工夫し設定して、はたしてきこえているのかどうかを子どもの動作を通して判断せねばならないのです。
さらにもっと幼い乳児のときには脳波検査なども用いねばなりません。
したがって幼児の難聴を診断するのには、幼児の動作の特徴を知る必要があります。